たぶん、涙に変わるのが遅すぎたのね。

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2013年9月14日 わたしの見たスピッツ横浜サンセット

スピッツと過ごした最高の一夜🌙✨✨

もう3年前になるのですね…早いよ(涙)

 

 

スピッツ横浜サンセット

@横浜赤レンガパーク野外特設会場

 

 

今さらながら

(ほんとに今さらですね。ふつうライブレポートなんて直後に書きますよねw)

 

記憶を手繰り寄せながらあの日のことを

 

レポート

というよりも

 

ほぼ感想に近いかもしれない

主観だらけの記事を書いてみます🙋

 

まあ記憶を手繰り寄せながら、というか

 

一応、文章化したものが手元にありますので、それをブログの記事にしますね🙋

 

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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 



2013年9月14日。

 

この日、日本を代表するロックバンドが、

 

神奈川・横浜赤レンガパーク野外特設会場にて、じつに16年ぶりとなる野外ワンマンライブを開催しました。

 

スピッツ 横浜サンセット2013」です。

 

 

この日私は大学の友人らとともに

昼すぎには赤レンガパーク付近に到着していました。

 

あたりをぶらぶら散歩をしていると、

どこからともなく「チェリー」が聞こえてきて

 

 

「今日はスピッツがライブをするからどこかのお店で曲がかけられているのかなあ」と思いつつ、

ふと斜め前方に目をやる。

 

 

特設会場に設置されている巨大スクリーンに

今まさに演奏中のスピッツのメンバーの姿が映しだされていたので

私は思わず声をあげて飛び上がってしまいました!

 

 

CD音源ではなく生演奏だったんです😭

リハーサルの様子を見られるなんてラッキー🙏

 

 

開演時刻が近づくにつれ、

心地よい潮風を受けながら横浜の海を一望できる絶好のロケーションに、

お客さんたちが集まってきました。

 

 

さすがスピッツ、年齢層が幅広い。

 

グッズを身につけて揃いのコーディネートで決めている友人同士に、若いカップル、家族連れ、老夫婦……

それぞれ様々な思いを胸に抱きながらこの地に足を運んでいるのでしょうが、

皆この日を何ヶ月も前から心待ちにし

胸を踊らせているのが、熱気や空気感からこれでもかというくらい伝わってきました😂

 


横浜の海が昼から夕方へと少しずつ風情を変えはじめ、

空の青が深みを増してきた頃、

場内をびっしり埋め尽くした観客たちは、

開演を待ちきれず手拍子を始める。

 

 

 

 

 

 

そして、ついに、メンバーの登場。

 

Cブロックの後方にいた私は、

ステージからはやや遠く、

目に見えるメンバーの姿は小さかったけれど、舞台両脇の巨大スクリーンに映しだされている

メンバーの姿に胸の高鳴りが止まりませんでした。

 


オーディエンスの拍手と大歓声に包まれながら、1曲目「恋のうた」の演奏が始まる。

 

久々にライブで聴いたマサムネさんの歌声は相変わらず美しいままで、

のびやかで透明感にあふれて、

今にもすぐそばの海の中に溶けていってしまいそうに思われました…。

 


さすがスピッツというべき抜群の安定感のなかで、

繊細さと力強さを兼ね備えた彼らの演奏は、

これ以上はない!!!というくらい最高に心地よく私の胸に響いてきました。

 

「おさえきれぬ 僕の気持ち」……私の気持ちも、おさえきれないよ!!!!


3曲目のアップテンポナンバー「みそか」では、拳を振り上げて飛び跳ね、全身で感動を表現しちゃいました。

 

 

 

テッちゃん、タム、崎ちゃんも、

心から演奏を楽しんでいるようで、

みそか、悲しいメロディーでもないのに私はなんだかもう涙が溢れそうになってしまいました。

 

 

 

私たちファンにとって、

メンバーが幸せそうに自分たちの音を奏でる姿というのはほんとに、

いつでもいつまでもそうであってほしいと強く願っていることだからね。

 

 

 

 


初期の名曲「ハチミツ」では、一瞬歌詞が飛んでしまい恥ずかしそうな表情を見せるマサムネ😍

(これはのちにこのイベントが映画化された際、ファンのあいだで「しけムネ」としてかなり話題になりましたね。😍笑)

 

 

マサムネさん自身は決まりの悪そうな顔をしてたのですが、観客側ではレアなものを見ることができたと、黄色い歓声があがっていました。

 

予想外の出来事、これもまたライブの醍醐味のひとつ!!

 

 


おなじく初期の名曲であり、

9月のこの時期にぴったりの「夏が終わる」のイントロが始まった時は、

もう感無量の一言に尽きましたね。

 

 

スピッツのライブには十数回参戦したことのある私も初めて生で聴く、大好きな曲。

 

「暑すぎた夏」というフレーズのあるこの曲を歌い終えるとマサムネさんは

「この曲は暑い夏を見越して作った曲なのだが、1993年は冷夏だった」というエピソードを語ってくれました。

 


マ「……今日のためにあった曲だったのかな。良かったです、皆さんの前で歌えて。」

 

ファンの拍手喝采👏

 

スピッツのMCは、強烈にロックでかっこいい演奏時の姿とは対照的に、いい意味での「ゆるさ」こそ魅力。好きだよすごく。

 

話のオチがなかったり、時おり沈黙が流れたりして、流暢に進行されることのほうが珍しいくらいです(笑)(それも含めて愛してます)。

 

それでも、わたしたち観客が思わず手を叩いて大喜びしてしまうような嬉しい言葉をさりげなーく入れてくるもんだから、たまらない😊

 


ライブも中盤にさしかかり、

「月に帰る」が演奏される頃にはあたりはもうすっかり暗くなっていて、大きな上弦の月が空高く登り、大小の星々がきらめき始めていました。

 

巨大スクリーンには幻想的な半月の映像が映し出される。

 

 

夜空に浮かぶ本物の月を見ながらこの曲の生演奏を聴くことができる日が来るなんて、夢にも思っていませんでした!!😢🌙

ラーンラーンララ…のところのマサムネさんの高音きれいだったなあ。。。

 

 


マサムネさんが「スピッツについてこい!」と(柄にもなく)観客を煽って盛り上げてからは、「8823」、「メモリーズ・カスタム」といったアップテンポなライブ定番曲が続き、

会場の盛り上がりは最高潮を迎えました🔥🔥

 

 


アンコールでは、崎ちゃんが、

「自分なりにイメージしてきたんだけれど、今日はそれ以上のライブになった」と、お馴染みの優しい笑顔で喜びの心境を語ってくれました。

「私たちも同じ気持だよ。」その場にいた観客の皆が心のなかでそう叫んでいたと思います。

 

マサムネさんは、「忘れられない夜になりました。皆さん1人ひとりと三浦海岸あたりで語り明かしたい気分です。」と熱い思いを伝えてくれました。

 


ライブの最後を飾ったのは、

ファンの間でも人気が高い「夢追い虫」。

個人的にもかなり思い入れの深いお気に入りの曲で、気づかないうちにわたしは泣いてしまっていました。

 

 

セットリストがこちらです。

1.恋のうた
2.涙がキラリ☆
3.みそか
4.ハチミツ
5.僕はきっと旅に出る
6.夏が終わる
7.小さな生き物
8.さらさら
9.ルキンフォー
10.運命の人
11.りありてぃ
12.ランプ
13.アパート
14.月に帰る
15.チェリー
16.渚
17.恋する凡人
18.8823
19.メモリーズ・カスタム
20.海を見に行こう
【アンコール】
21.ヒバリのこころ
22.ベビーフェイス
23.夢追い虫

 

意図せず、小さな生き物までの、14枚のアルバムが網羅されていたそうです✨🎶(花鳥風月、おるたなを除く)

 

 

 

メンバーが退場したあと、盛大な花火が上がり、感動的なラストを迎えました。

 

私はスピッツを好きでいてよかった。私はやっぱりスピッツが好きだ。そして私はこれからもずっとスピッツだけが特別だ。

夜空に広がる花火を見上げながら改めてそう思いました😌

 

 

あの時、なんとなく、

 

この横浜サンセット2013は、この会場にいた人たちだけの一夜限りの体験であって、

映像化とかパッケージ化がされることはないのかも、

なんとなくそう思ったので(そしてその予想は半分あたり半分外れだったわけですが)

いつも以上に脳裏に焼き付けましたね。

 

 

あの日のあのステージのパフォーマンス、会場の熱気、心地よい潮風、メンバー1人1人の表情……

 

 

一生忘れることはできないです。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました😊