たぶん、涙に変わるのが遅すぎたのね。

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鳥と鳥

https://twitter.com/yuuki_ozaki/status/704327143363248129

 

 

 

Galileoゆうきさんが以前ご自身のTwitter

このような投稿をされていました。

ご自身の楽曲である「鳥と鳥」の歌詞の内容についてです。


“鳥と鳥

これは僕が とある才能あふれる人に会った時のことを歌にしてる
確かに目があったんだけど 別の世界に住んでた 交わることはない
そんな感じ
あの感覚は自分の人生にずっと影を落とすとおもう”

 

鳥と鳥 の歌詞はこちらです。

 


歌:Galileo Galilei

作詞:尾崎雄貴 作曲:尾崎雄貴


自転車に乗って風のはやさで
むせ返るくらい花の香る 3番通りの坂を

下っていく
輝きにみちた夏の歌を 

叫びながら馬鹿をやっている
そんな君を窓からみていた
身体を呪いながら

あの頃
そんな少年達のあいだで

流行っていたシネマの裏にある
秘密の場所では
血の誓いを結びあったりさ
どうなってもおかしくないこと
知らないから なんでもできたんだ

「そう いつだって 

大人たちが不安がっても 知りもしないで」
そう呟いて窓を閉じた
秘密なら僕も持ってたよ
毎晩 夢のなかで君になっていた

 

 

そして僕が君に会ったのは 

週末つれられてく教会
ふてくされ よそみをしていた
君は僕をすぐに見つけてさ
少年同士らしいはやさで 笑いあって

友達になっていた
光が射していた

もういつだって君とおなじ そう思ってた 

でもそうじゃなくて
あの日だけ それっきりだった
鳥かごを覗いた鳥と眼があっただけだ
夢もみなくなって

なんとか大人になれた僕は 今さらみるようになったんだ
鳥かごの中から君に さよならを言う
さよならを言う 何度も
さよならを言う さよならを言う
永遠の夢 永遠の影

 

 

 ☘

 

 

自身の歌詞の内容について説明することなんてめったに無いのだけれど

 

 

「鳥と鳥」の歌詞に込められた意味を教えてくて

前から好きだったけどこれを知ってもっと好きになりました

 

 

 

憧れや夢や希望、それに届いたかもしれないと思った歓喜と感動、挫折、悟り、絶望、そして、諦め……

 

 

 

その複雑で切ない感情の変化を

 

無邪気な少年同士の小さなストーリーにたとえ、

さらにそれを「狭い鳥かごの中でしかいられない鳥である自分」と「鳥かごの外を活き活きと羽ばたく憧れで届かない存在」とに例えているのがもう、ああほんとに表現者の言葉だなあと思って感動しちゃった。

 

(まあ、これに限らずですし、こうゆうことでいちいち感動していたら音楽きいてられないよってくらいわたしの好きなバンドの表現力はほんとにすばらしいのですが…)

 

 

昨日、日本武道館にてこのバンドは解散前のラストライブ“車輪の軸”を開催しました。

 

 

 

最後のシングル「クライマー」からスタートし、これまでのggの短くて長い歴史をいっしょに遡っていく形式で新旧織り交ぜられたセトリで寂しくも素敵なステージでした。

その様子ものちのちレポさせていただきます◎